「日本サスティナブル・レストラン協会」国内第一号店である、当店BOTTEGA BLUE(ボッテガブルー)のお話を少しさせていただきます。
全ての人が取り組むべき、サスティナブルな問題。
「日本サスティナブル・レストラン協会」は飲食業界のあり方を変えていくため、
より多くの飲食店がサステナビリティに配慮した運営ができるよう支援している協会です。
考えていく必要がある問題のひとつ、食品ロスについて。
当店は食品をロスすることはありません。
例えばお魚。
この魚という、ひとつの食材からカルパッチョ、コロッケなど前菜やメイン料理に変わることも、
骨やアラは出汁をとり、パスタソースに変身することができます。
白菜などの野菜の外側の部分は
普通は捨ててしまいますよね?
当店では、お肉のグリルを作るときに、
野菜の端材を敷いてオーブンに入れて焼いてみたところ
野菜の香りがお肉につき、すごく香り豊かで美味しい料理になった。
そんなきっかけから、気づけば食品ロスがひとつもない。
そういったような感じです。
なので、始めから食品ロスをなくそうと料理をしていたわけではなく、
美味しい食材は、美味しくなるために沢山の人の力が加わって、
そんな美味しい食材を使いたい!と食材を分けてもらっているので、
最後まで美味しい食材を使い切るということが料理人の使命のひとつだと思っています。
生産者の方々の想いを届けることこそ、サスティナビリティに繋がります。
サステナビリティ格付けで二つ星を獲得させていただきましたが、
取り組んでいることはいたってシンプルなんです。
美味しいものをもっと美味しく提供するには。
細かい場所に愛を感じるお店であれるように、BOTTEGA BLUE(ボッテガブルー)でしか感じることができないものをご提供できますように…